2014年7月

差し付け板!2014.07.31

差し付け板!
柱のホゾ割りと差し付けを容易にする定規を紹介しますね。 これが角柱の通し柱の差し付け板です。 こちらの差し付け板は大黒柱と虹梁のホゾを割り付ける定規です。 写真がどうしても上下が逆さまになるんですよねぇ~。アイホンの機能が何か働いているんでしょうね。 他の大工さんに聞いてもこの様な板でホゾの割

桁の継ぎ手の手刻み!2014.07.29

桁の継ぎ手の手刻み!
桁の継手の仕口ですべり継ぎの刻みの様子です。 鉋(カンナ)で加工面を平らにするために削っています。 今度は鉋の刃があたらない所は突き鑿(ノミ)という道具を使って刻んでいます。 これで滑り継ぎが完成です。これと勝手が違う同じ物をもう一本造って継ぎ合わせます。今度は差し合わせの様子ですをアップし

作業場!2014.07.26

作業場!
材木がありすぎて…。作業場の中に入りきれず外まで材木が置いてあります。長い材木や大きな梁などは外に置いています。 見ての通り至る所に材木が置いてある感じです。 いよいよ棟上げまでに2週間になりました。あと大黒柱と通し柱の差し付けと柱の墨付けと屋根束の墨付けで墨付けは終了です。あとは柱と屋根束を

桁の継手の刻み!2014.07.21

桁の継手の刻み!
今日は、桁の継手の仕口で込み栓継ぎという継手の雌木の墨付けと刻み完了をアップしたいと思います。 これが雌木の墨付けです。 上の墨付けの状態から込み栓継ぎの雌木の刻みが完了しました! なかなか複雑な加工でしょ!ホゾだけではなくひねり止めの大根(おおね)という短ボソが入っています。

太鼓梁の刻み!2014.07.19

太鼓梁の刻み!
太鼓梁のホゾ穴堀が完了しましたのでアップします。 鑿(ノミ)である程度さらえた後、突き鑿(ツキノミ)できれいにさらえていきます。突き鑿を使うのって結構難しいんですよ。使ってみないとなかなか言葉で表すのは難しいのですが思った通りに突いて材木を刻むのは難しいものです。 太鼓梁のホゾ穴堀が完了しまし

太鼓梁の刻み!2014.07.18

太鼓梁の刻み!
太鼓梁の座をとった後墨を付けてホゾ穴堀をアップしますね~。 柱の座をとって柱のホゾ穴を墨付けした写真です。これから柱のホゾ穴を掘っていきます。 まずドリルで墨からはみ出さないように穴を掘ります。 ドリルでの穴堀が完了しました。この状態から鑿(ノミ)でホゾ穴を掘っていきます。ホゾ穴堀が完了した

太鼓梁の刻み!2014.07.15

太鼓梁の刻み!
今日は、太鼓梁の刻みをアップしていきますね。 6mの梁を刻んでいます。差し金という道具を使ってちゃんと90度になっているか確認している写真です。 差し金で確認して水平になってない部分を鉋(カンナ)で削っている写真です。 カンナがけ完了です。カンナがけすると材木もきれいでしょう。 カンナがけ

梁に手斧打ち!2014.07.12

梁に手斧打ち!
梁にちょうなという道具を使って『なぐり仕上げ』をしました。 木目がなんとも言えない良いあじのある仕上げになりました。 最近はこの仕上げをする大工さんは少なくなりましたが古民家などの梁はほとんどこのなぐり仕上げが施してあります。 昔ながらの道具は本当によく考えられているし、昔の道具で仕上げた材木は

太鼓梁の墨付け完了!2014.07.12

太鼓梁の墨付け完了!
太鼓梁の墨付けが完了しました! 3mと4mの敷き梁の墨付けが完了しました! 6mと7mの敷き梁の墨付けも完了しました!明日からは梁を少し刻んでまた墨を付けてという感じで刻んでいきます。 また梁の刻みの様子もブログにアップしますね。楽しみにしてて下さい!

太鼓梁の墨付け!2014.07.11

太鼓梁の墨付け!
今週は、太鼓梁の墨付けです。 協力業者の方やお客様など皆さん曲がった梁をどうやって墨を付けて現場でピシャッと納まるのかがわからない。とよく言われます。そんなに思ったより難しくはないんですけどね。 梁に通り芯の墨を打っている写真です。 曲がった梁の墨付けは、基準墨が付けられればそんなに難しくあり

梁材の搬入!2014.07.09

梁材の搬入!
梁材の搬入が完了しました!自分で発注して搬入したんですが、やっぱりデカイ!いい材木ですね~! 惚れ惚れします。天気が良くなったら墨を付けないと! デカイし、長いでしょ~。天気になったらこの大きな梁材達と勝負です。相手は自然ですので私達大工が材木が立っていた状況を想像して材木が一番力が発揮できるよ

桁材の墨付け!2014.07.04

桁材の墨付け!
受注している新築工事の桁材の墨付けを毎日指先を墨で真っ黒にしながら頑張っています。 真ん中に置いてある図板を見ながら桁材の1本1本の癖や曲がりなどを見て適材適所に使えるように墨を付けていきます。 いろんな継手を駆使して4Mの桁材を継合わせられるように墨を付けていきます。大工さんは、古代から尺貫