棟梁の仕事ブログ

古くなった倉庫解体後 倉庫新築工事!【宗像市 M様邸】

2019.11.17
この間、夕方に作業場で次の日の段取りや道具を積んだりしていると
珍しく長女が作業場に来て『なんしよん?』と聞くので
私が『おおっ!明日の段取りしよるったい!』と言うとそれから私の仕事に
興味があるのかいろいろ質問攻めされていたのですが
突然『パパってさぁ~。おじいちゃんに仕事で怒られる?』と聞くので
『今は怒られんよ。ケンカはするけど(^^)』と言うと『昔は怒られたん?』と聞くので
『昔は怒られたよ。屋根の上で釘を打ちよる時にじいちゃんから[お前!その釘の打ち方で
100年持つとか⁈なんも効いとらんやないか!釘が!抜いて打ち替えろ!]と言われて抜き替えたんバイ』
と言うと『へぇ~!おじいちゃん今も昔も何も変わってないんやね(^^)』と言っていました。
長女から何気ない質問攻めが私が大工になり親父の後を継ぐと決めて初めの頃、親父が『俺は、100年近く
かけて育った木材を構造材に使って家を組みよる。木材が100年近くかけて育ったとなら、伐採されて木材
になってからも最低100年は持たしてやらんと木がかわいそうやろが⁉︎』と言われ『スゴイ!こんな事を
考えながら家を建てているのか?』と鳥肌が立ったのを思い出しました。何気ない長女の質問攻めが
私の大工としての原点を思い出させてくれて今私も親父と同じ事を考えながら仕事している。
親父と同じ領域に入って来ているのかなぁ?とか思わせてくれた長女の質問でした(^^)
さて今日のブログも古くなった倉庫の建て替えの様子をアップしたいと思います。

この画像は、ポリカーボネード波板を張った様子を下から撮った写真です。
既存はトタン波板だったので倉庫内が暗かったのですが台所にまで明かりが入って
とても明るくなったと喜んで頂きました(^^)

この画像も、ポリカーボネード波板を張った様子を南側の入り口側から撮った写真です。
奥の方に写っているのが私の親父で師匠と言いたくはありませんが師匠なんですよね~。
猿ではありませんよ(^^)一瞬檻の中の猿に見えるのは私だけでしょうか?(^^)

この画像は、ポリカーボネード波板を張った様子を上から撮った写真です。
こうやって見ると広い倉庫ですよね。
次回のブログも倉庫の建て替え工事の様子をアップしたいと思います。

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