棟梁の仕事ブログ

建築専門学校時代の友人の熊本地震復興古民家再生工事!

2017.07.07
この間、地域対抗のソフトボール大会に選手として出場して毎年負けてばかりでしたが
今年はなんとパート優勝しまして優勝メンバーと祝勝会をして昼間から夜10時頃まで飲んで
地域の若手と色々な話をして久しぶりに楽しかったです。
その飲み会の時仕事の話になりメンバーの中に私のブログをホームページ開設当初のときのものから
ずっと寝る前に見てくれているそうで今去年の12月位だそうなので
もうすぐ追いつかれてしまうので頑張って更新したいと思います。
話を聞くと私のブログが面白いと言ってもらい嬉しい限りです。私の仕事への思いがもっと皆さんに伝われば
いいなぁ~。と思います。せっかく大工になったのだからいいものを造り、魂込めて造ったのだから
長く残したいとその一心で毎日仕事しています。
さて今日のブログは、この間棟上げが完了した建物の木組みの様子をアップしたいと思います。

#木組み
この画像は、1階の客室ホールの梁組を撮った様子です。
真ん中に建っているのが約32センチほどある大きなケヤキの大黒柱です。
とても大きく立派なものでしょう。それに組んである梁材もとても大きく立派ですよね~。
大正時代に建てられたものが今まで持ったので再生した私がもう100年持たそうと思いこの梁の大きさを
決めてもと組んであった通りに組み直しました。

#2階小屋組
この画像は、2階の小屋組です。軒桁、妻桁、胴差し、大梁、地高梁は新しく組み替えました。
既存桁回りは柱も少なくスパンも広い割には横架材が少し小さかった為今回大きな材木に変えました。
さらに小屋組は大正時代のものを新しい材木に合わせて組み上げました。
ということは小屋組の寸法は大正時代と同じ寸法で建っているということです
かなり大変な作業でしたが立派に組み上げることが出来ました。

これであと100年は持つはずです。
次のブログでは屋根仕舞いの様子をブログにアップしたいと思います。

 

最新記事

アーカイブ