棟梁の仕事ブログ

本格入母屋造の土壁平屋建て新築工事の虹梁の刻み工!

2016.04.03
4月になり桜も満開になりいよいよ春本番って感じですね。
今、刻んでいる家も順調に作業も進んでいます。
実は先日から紹介しているこの家は私の家です。やはり大工になると決めたとき自分の家は自分で
建てたいという夢がありました。40歳を目前に自分の思う家を建てたいという思いが沸々と沸いて来ました。
この家の棟上げは4月17日の日曜日に行います。昔ながらの建て方で上棟後、餅まきをして上棟式を行います。
前日の16日から建てはじめ2日間で上棟を行いますのでよろしくお願いします。興味のある方は見どころ満載と
思いますよ。
さて今日のブログは付け入母屋部分の虹梁の刻みの様子をアップしたいと思います。

この写真は、虹梁の上に乗る蟇股(かえるまた)という彫刻を施した部材を寸法合わせをしている写真です。
この蟇股はいつもお世話になっている木材市場の記念市に行ったときに一目惚れして大人買いした名品です。
龍の彫刻が施してあり魔除けになりそうな気がしたので即買いしました。1品限りだったので安く購入
​出来ましたが注文して作ってもらったら購入した値段では買えなかった思います。
購入したした後になって知ったのですが龍には火事を防ぐと言われているそうです。

蟇股が虹梁の上に乗った状態を遠目から撮った写真です。
こんな感じで納まるイメージです。早く納まった状態がみたいなぁ~。
 
今の作業は梁の墨付けもある程度終わり作業場の中に入れている材木を刻んで積み重ねたら
柱の墨付けです。切込みもいよいよ追い込みになってきました。
来週から最後のもう一踏ん張りして頑張ります!

 

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