棟梁の仕事ブログ

築33年の本格入母屋造り平屋の広縁屋根の銅板改修工事!

2016.01.17
新春を迎え慌ただしく10日が過ぎやっと例年通りの感じで業務が出来るようになってきた
今日この頃です。
今年も大好きな物を造る、修理する、改装するなどの仕事を丁寧にやって行きたいと思います!
さて今日のブログは、父(代表又は親方)が年末から作業している御宅の作業をアップしたいと思います。

この御宅は、約33年前に父が建てた本格入母屋土壁の家です。
今日はこの御宅の広縁の屋根の銅板部分の改修工事をアップしたいと思います。

この写真は、広縁の茅負部分に銅板を張っている様子です。
もともと広縁の屋根は一文字瓦を葺いてその下側部分は銅板を葺いていたのですが、
最近の雨は酸性雨が降っている為、銅板が酸性雨と化合して銅板に穴が開いてしまうので
穴が開いて雨水が家の中に入る前に今回既存屋根の銅板部分に瓦を葺きました。

この写真は、茅負部分に銅板を張った写真です。
ちょっとわかりにくいですね。

この写真も茅負い部分に銅板を張った様子を角度を変えて少しアップにして撮った写真です。
この後雨樋を取付けたら広縁屋根の改修工事完了です。
33年前に建てた家のお客様と今だに付き合いが出来るというのは本当にありがたい事です。
家は建てて終わりではありません。新築当時の綺麗なままなら良いのですが、家にはメンテナンスが必要です。
だから白木建設は、新築の家を引渡した後から本当の付き合いだと考えています。
親方(代表又は父)もこの御宅の家主様といい付き合いをしてきたという事ですよね。

 

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