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①西側の外観です。入母屋反り破風の屋根が優美です。
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②南西側の外観です。堂々とした入母屋反り破風の屋根がカッコイイですね。
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③テラスの上の屋根の小屋組みです。丸桁に出桁の腕木をかけ、丸桁の上に軒桁をのせ出桁をかけ、扇垂木を施しています。テラスなので壁が少ないため敷梁の上に小屋梁を十字にかけ、ねじれと横揺れに対応しています。
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④扇垂木を隅木を中心に下から見た写真です。隅木を中心に扇状に両方に広がっていっているように見えるでしょう。この垂木の割付は原寸図を作成して墨付けしていきます。
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⑤丸桁、軒桁、敷梁、小屋梁の写真です。下から見ても安心感がありますよね~。
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⑥複雑に組んでありますが、全て計算して組んでいるんですよ~。こういう仕事が本当の職人技だと思います。
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⑦雨の日は、カーポートから濡れずに玄関まで行けます。
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⑧丸桁、出桁、隅木扇垂木を下から見た写真です。お気づきかもしれませんが、扇垂木は全て丸太で仕上ています。
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⑨北西側の写真です。入母屋反り破風が優美でカッコイイ~。
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⑩駐車スペースとカーポートも白木建設で施工しています。
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⑪リビングから見たダイニングの写真です。天井は敷梁と胴差し組を表し、天井板は杉の羽目板です。
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⑫左奥の一際大きく見える柱が、桧の八寸角の大黒柱です。2階の軒高まで高くそびえ立っています。
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⑬リビングから見た対面キッチンです。周りの白い壁は珪藻土(けいそうど)を左官こて仕上しています。
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⑭ダイニングから見たリビングの写真です。リビング天井も胴差し組表し、杉の羽目板貼り。壁は珪藻土(けいそうど)左官コテ仕上げです。
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⑮これが大黒柱です。桧の24㎝角です。
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⑯座敷の床の間です。
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⑰座敷のオーダー照明です。真ん中が照明で両サイドは透明の板を張っています。
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⑱小屋裏にもLEDの暖色系の照明を取付て、座敷からスイッチを入れると小屋裏の木組みが下から見れるようになっています。
お客様のご要望
お施主様が姫路城が好きで実際に何度か見に行かれました。ものすごいプレッシャーでしたが、外観は日本のお城の様な家にしてほしいということでした。子供が幼少の為、自然素材を使って家を造ってほしい。知人や友人をたくさん呼ぶ事が多いため、座敷と和室を造って用途によって二間続きに出来るようにしてほしい。木の良さを知っているので、木をふんだんに使ってリビングの天井に出してほしい。
提案ポイント
【受注のキッカケ】
お施主様は棟梁の所属する草野球チームの後輩で、私が工務店をしているのを知らずハウスメーカーに見積りに行って家を建てようかと思っているんですけど…と相談され私が工務店をしていると告げるとすぐに私に建ててほしいと意気投合し計画をスタートさせました。
【施工のポイント】
この家もプレカットを一切行わず、国産和木を厳選して仕入れ、昔ながらの墨付け手刻みを施し、構造体は木組のみで強度を出しています。内装も木をふんだんに使ってリビングの天井は梁見せ、壁は柱見せ真壁工法で壁仕上げ材は珪藻土(けいそうど)です。伝統工法木組みの家で、その木組みを座敷の天井からライトアップして小屋組みが見えるように施工して仕上げました。
お客さまの声
自分の希望通りの家が出来上がりました。この家に住んでから子供が良く寝るようになりました。
施工概要
- 所在地
- 宗像市
- 構造・工法
- 在来木造軸組(木造在来)