棟梁の仕事ブログ

【遠賀郡 Y様邸】築45年の入母屋造りの屋根改修再生工事 (入母屋屋根小屋組解体編)(宗像市 白木建設)

2020.12.26
昨日、友人に依頼され福岡市に仕事に行って午前中で終わらせてほしいという事だったので
帰りに今年お世話になった方や今だに待って頂いているお客様のお宅に挨拶に行って
「ご迷惑をお掛けして申し訳ございません。」と言うと「いい事やないね!仕事が無いで
どげんしょう?って思いよる人もおるかもしれんのに。あんたが暇になった時でよかけん!」と
言われ少し気持ちが楽になりました。お客様から有難いお言葉を頂き来年もより一層よか仕事をせないかん!と
気合いの入った1日でした。
さて今日のブログもこの間からアップしている蟻害のある入母屋屋根を1度解体して蟻害により
強度が無くなった母屋や桁、梁などを造り替え元の入母屋に戻した屋根改修再生工事の様子を
アップしたいと思います。

野地板を剥がして垂木を取り外した状態です。野地板や垂木を取り外している写真は
私も作業していますのでいつもの如く撮っていません。すみません。

棟木、母屋、高粱、三引、束などを大工の人力で解体して翌日にクレーンで小屋梁と桁を
解体します。やっぱり小屋梁や桁はかなり白蟻に食われ小屋組全体で持っている感じでした。
この梁の上を歩くとグシャ!ッと潰れる音がするほどでした。
次回のブログでは、この梁と桁を入れ替えている様子をアップしたいと思います。

本物の家を追求、探求し伝統を伝承し伝説を目指す! 宗像市 白木建設

 

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