棟梁の仕事ブログ

建築専門学校時代の友人の熊本地震復興古民家再生工事!

2017.09.15
この間、とても嬉しい出来事が!
白木建設のホームページを見て問い合わせして下さったお客様のお宅を現場調査
する為お客様のお宅に伺い現場を調査して今後の工事のお話をして家の話や大工さんの話、
など色々な話をしている時になぜ白木建設のホームページを見て問い合わせをして下さったのかと
聞くと奥様が子供の頃父から日本の大工さんは凄い!という話をよく聞いていたそうで
そういった大工さんはもういないかな?っとネットで色々探して白木建設のホームページを見つけた
そうです。その話をする奥様が涙ながらに私の取り組みに賛同して頂き思わず私もグッ!と
来るものがありましたがグッ!とこらえてお話を聞きました。
木造建築の本物を追い求め誰もが出来る大工仕事をしても生き残れない。
せっかく大工になったのだから本物の家を造りたくさんの家を長く最低100年残そうと
頑張ってきた甲斐がありました。
わかる人にはわかる!わかってくれる人がいる!ことに嬉しく思いまだまだやらないといけないと思いました。
このことを機に自分のブログってどんな感じなんだろう?とか思い他の工務店のホームページを覗いてみると
私がアップしている様な感じで工事の流れを工程ごとに
写真を2,3枚アップしてコメントを書いているホームページが多いのに気付きました。
工事の流れより私はやっぱり棟上げの建て方の様子をたくさん見たいと思いました。
ということで私の勝手な判断で今日のブログはだいぶ前にアップした熊本地震で被災した
92年前の建物を一度丁寧に解体して悪い部材を太く強い物に交換して建ている建て方の
様子をアップしたいと思います(^^)

この画像は、一階の大黒柱に梁を差し桁に梁を打ち込んでいる様子です。

大黒柱に差したホゾに日付、屋号、携わった大工さんの名前などが書いてあります。
昔の建物にも書いてありますよ。

昔のながらの伝統的な柱と桁や梁をつなぎ合わせる仕口です。
ここにも何やら書いてあります。

朝から作業して夕方までにここまで組み上がりました。
次のブログも建て方の様子をアップしたいと思います(^^)

 

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